ハワイ火山観測所(HAWAIIAN VOLCANO OBSERVATORY)によれば、ハワイ時間6月3日午前12:30頃にキラウエア山頂の南西で噴火したのこと。
同日午前6時にヘリコプターで上空から撮影された映像がこちら。
The first helicopter overflight of Kīlauea’s new SW rift zone eruption site at 6 AM HST on June 3, 2024 showed lava fountaining from 1 km (0.5 mi)-long fissures and volcanic gases blowing downwind. See the latest eruption update & Alert Level changes at https://t.co/N6WsRzP7sL pic.twitter.com/xlggUpxzdb
— USGS Volcanoes🌋 (@USGSVolcanoes) June 3, 2024
亀裂のおおよその位置を示す地図はこちら。
尚、溶岩の流れは同日午後11時から12時まで緩慢になり、午後12:30頃に停止したとのこと。亀裂噴火は短命であることが多く、予測が難しい場合があり、数時間から数日の休止を示すこともあるらしい。
ハワイ火山観測所によれば、過去1日間に発生した大きな亀裂システムは、最も西側の活発な亀裂をはるかに超えて伸びており、最近の地震群が発生しているマウナイキの東側までマグマが浅く堆積していることを示している。今日の噴火は南西への新しいマグマの侵入によって発生したが、2024年1月31日に地表近くに形成された岩脈の近くで発生。より新しく、より高温のマグマが継続的に流入すると、貯蔵されているマグマが不安定になる可能性がる。現在の噴火は終了している可能性があるが、最後の活発な亀裂またはその西側で噴火が再開する可能性も同様にあるとしている。