レフア島のネズミ駆除後も復元と監視の取り組みは続く

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DLNR Hawaii

カウアイ島の西海岸沖にある小さな無人島、レフア島で2021年にネズミ駆除が成功したことは以前にブログしたけど、その後もレフア島での復元と監視の取り組みが続けられている。

Department of Land and Natural Resources(DLNR)のニュースリリースにれば、カウアイ絶滅危惧種海鳥回復プロジェクト(Kauaʻi Endangered Seabird Recovery Project, KESRP)とDLNRの森林野生生物部門(Division of Forestry and Wildlife)による島で繁殖する在来種の海鳥のモニタリングでは、ネズミの個体数を根絶した後の繁殖成功率が上昇しており、成功例であることが示されているとしている。

この島での修復作業は、より多くの在来種を引き寄せ、絶滅の危機に瀕した在来鳥類の繁殖個体群を確立することを目的としている。今月、島の2カ所に繁殖を誘引するシステムが設置された。

そのうちのひとつは、レフア島にはもういないアジサシの仲間、ʻewaʻewa(Sooty Tern)、pākalakala(Gray-backed Tern)、hinaokū(Blue-gray Noddy)を対象としたもの。このうち、ʻewaʻewaʼは現在、近くのKaʻula Isletで繁殖している。これはハワイ諸島で初めてのアジサシの社会的誘致プロジェクトだ。これらのアジサシは、連邦渡り鳥条約法および州法によって保護されている。

もうひとつは、絶滅の危機に瀕している ‘akē’akē (アオウミツバメウミツバメ) と ʻuaʻu (ハワイミズナギドリ) のために、KESRPは人工の巣箱、ソーシャル アトラクション サウンド システム、および監視カメラを導入した。アオミズナギドリが定期的にレフア周辺で鳴いていることが記録されているが、巣穴は見つかっていないらしい。 これは、カウアイ郡で初めてオオミズナギドリのソーシャル アトラクション プロジェクトだ。

Lehua Island-Restoration of a Tropical Bird Paradise BROADCAST COPY from Hawaii DLNR on Vimeo.

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