JALとJR東日本、ハワイでMaaS実証実験を開始

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JALとJR東日本が、日本からハワイへ旅行に行く人を対象としたMaaS(Mobility as a Service)実証実験を開始した。

取り組み内容

JALとJR東日本は今般、ハワイ州観光局公認アプリ「HAWAIICO」(*1)にて、ハワイ現地での旅行計画を簡単・便利に行うことができる「旅行プランニングサービス」機能をリリース。また、日本国内の新幹線などの予約が可能な「えきねっと」や、経路検索ができる「JR東日本アプリ」とも連携し、ハワイ現地だけでなく、日本国内での移動についてもサポートする。

(*1) https://hawaiico.net/app 
2018年にJALからローンチした「HAWAIICO」は、日本でも現地でもハワイを満喫できるスマートフォンアプリ。ハワイの最新情報から、現地で使える「チップ計算機能」などの便利ツールまで、ハワイ旅行のお供にこんなアプリが欲しかった!を実現するコンテンツを多数搭載しいる。

「旅行プランニングサービス」について

利用方法:

①「HAWAIICO」アプリのプランニングモビリティページ上から、「旅行プランニングサービス」ボタンを選択
②旅行日程・往復便名などの基本情報を入力
③目的に合ったモデルコースやおすすめスポットをもとに、自由に旅行プランを作成
④必要に応じ、現地交通手段の情報の確認や予約も可能

【現地で手配できる交通サービスの例】

実証期間

2023年3月27日~2024年3月31日(予定)

ハワイでのMaaS実証実験の背景

このたび、自宅から国内外の目的地まで簡単・便利に移動できる社会を実現したいという想いを持つ両社が、まずは日本から多くのお客さまが訪れるハワイを舞台に、共同で実証実験を実施するに至りました。これまでは「自宅から空港」「日本からハワイ」「空港からホテル」といった、シーンごとに分断されていた旅行の各過程が、「陸」と「空」を担う両社の連携により、一つのシームレスな旅行体験となることを目指します。

両社のMaaSにおける取り組み

JALは国内において、JAL MaaSを2022年2月にローンチし、各地域でのストレスフリーな移動を目指し、連携を拡大中です。また国外においては、HAWAIICOアプリにて現地交通事業者やハワイ在住者と連携し、ハワイでの移動や移動の先にある目的地に関する情報の発信を行ってまいりました。

JR東日本は、グループ経営ビジョン「変革2027」において、移動のための検索・手配・決済をお客さまにオールインワンで提供する「モビリティ・リンケージ・プラットフォーム」を構築し、「シームレスな移動」「総移動時間の短縮」「ストレスフリーな移動」の実現を目指しています。これまで、JALグループの国内線とJR東日本の主要路線などの運行状況を組合せ、タイムリーな経路探索が可能となる「リアルタイム経路探索」機能を「JAL MaaS」に提供し、連携を進めてまいりました。

両社は本実証実験をはじめとし、国内外におけるお客さまの移動にまつわるニーズに寄り添った取り組みを共同で検討してまいります。

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