ハワイでホエールウォッチングやイルカウォッチングに並んで人気なのがマンタレイウォッチングツアー。マンタレイウォッチングツアーは、夜間ボートから照らすライトの光に集まるプランクトンを食べにくるマンタをシュノーケルしながら観察するツアーで、特にハワイ島で盛んだ。
近年この人気アクティビティツアーを遂行する会社が増え、鑑賞スポットに多くのボートが終結して過密状態となり、安全上の問題や環境への影響が懸念されているとのこと。
30年近くビジネスしているManta Ray Dives of Hawaiiのオーナーによれば、以前は1つのスポットに13隻のボートがいたが、この12年間に今では、26隻になることもあると話しているらしい。
州の国土天然資源省(Department of Land and Natural Resources, DLNR)では規制案として、ツアーの遂行時間を午後4時から翌日の午前4時までに検定することやツアーガイドと客の比率を設定することが提案されているとのこと。さらに、各エリアでマンタレイ鑑賞ツアーの営業許可数を半分以上減らして24件に制限することも含まれているとしている。州では、現在約60から70隻のボートが運航していると推定している。
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