新型コロナウィルスの影響でラブズ・ベーカリー(Love’sBakery)が今年2021年3月でクローズすることは前にブログしたけど、「Love’s 」のブランドは引き続きハワイで生き続けるようだ。
太平洋岸北西部に本拠を置くフランツ・ファミリー・ベーカーリー(Franz Family Bakery)とラブズ・ベーカリーがライセンス契約を締結し、今後フランツ・ファミリー・ベーカーリーが製造したパンやバンズ、その他の商品に「Love’s 」の商品名がつけられハワイへ出荷されることになったとのこと。
これまでラブズ・ベーカリーのパン製品は、Safeway、Foodland、KTA Super Stores、Costco、Target、Walmart、Sam’s Clubなどのハワイの主要な食料品店やドラッグストアのほか、Zippy’sやL&L HawaiianBarbecueなどのレストランにも納められていた。
ライセンス契約の詳細は開示されていないけど、これからもハワイの各店舗やレストランで「Love’s 」のパンと遭遇する機会がありそうだ。
フランツ・ファミリー・ベーカーリーは1906年に設立されたオレゴン州ポートランドを拠点とする4世代の家族経営の会社でオレゴン、ワシントン、カリフォルニア、モンタナ、アイダホ、アラスカにまたがる10の拠点を持っているらしい。
同社は、7月に開催される「Love’s 」の170周年を記念して、ハワイの不特定の非営利団体に25,000ドルの助成金を授与することも発表している。また、フランツ・ファミリー・ベーカーリーとハワイフードサービスアライアンス(Hawaii Foodservice Alliance)は、販売されたすべての「Love’s 」製品について、収益の不特定の部分を地元のコミュニティを支援する非営利団体に寄付するとそうです。